親知らずの抜歯について
2025.07.15
大阪府阪南市尾崎町の歯医者、くき歯科医院の院長 九鬼裕之です。
今回は、「親知らずの抜歯について」お話をしていきます。
1.親知らずとは?
親知らずとは、最後の大臼歯、または第三大臼歯とも呼ばれ、通常は成人初期に生えてくる歯のことで、ほとんどの人には一本から四本の親知らずがあります。
親知らずは他の歯よりも生えるスペースが限られているため、問題を引き起こす可能性があるとされています。
2.親知らずの抜歯が必要な理由
親知らずは、インパクト歯(正しく生えてこない歯)である可能性があり、これが口腔内の他の歯や顎に問題を引き起こす可能性があります。
特に感染、痛み、腫れなどの原因となり得る為、抜歯が必要になるケースがあります。
3.抜歯するタイミング
親知らずの抜歯の最適なタイミングには、個人差があります。
しかし一般的には、若い時(10代後半から20代前半)に抜歯した方が、手術、また回復もよりスムーズです。
親知らずがある方は、是非お早めに歯科医院にご相談頂き、早めの治療をご検討頂ければと思います。
4.抜歯の手術プロセス
抜歯は、局所麻酔下で行います。
歯が完全に生えている場合はシンプルな抜歯で済みますが、インパクト歯の場合は、少し複雑な手術が必要になる場合があります。
手術の内容や詳細については親知らずの状態による為、是非歯科医院にて歯科医師にご確認頂くことをお勧め致します。
5.抜歯後のアフターケア
手術後は、適切なアフターケアが必要です。
痛みや腫れ、出血がある場合は、歯科医師の指示に従い、適切なケアを心掛けましょう。
6.抜歯のリスクとコンプリケーション
親知らずの抜歯にはリスクも伴います。
感染や神経損傷のリスクがありますので、歯科医師より十分な説明を受け、納得の上で手術を受けるようにしてください。
7.まとめ
親知らずの抜歯には、それ自体が複雑な場合もありますが、適切なケアと処置により、スムーズに回復する可能性も十分にあります。
リスクや手術後のケアについて歯科医師より説明を受けるようにし、十分に理解した上で、安心して手術を受けられるよう心掛けるようにしましょう。
くき歯科医院では親知らずの抜歯と、それに伴う説明も丁寧に行っております。
親知らずについてご不明な点がありましたら、お気軽に当院までご相談ください。